2025年2月– date –
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教えない指導
「選手が自分で練習計画を立てられない」 選手ができない原因は、 何だと思いますか? と、指導者の方に訊いてみると、 「選手が計画の立て方がわからない」 「だからこちらが指示・指図してしまう」 「試合が近いから」 「悠長にまかせていられないから」... -
現在地と目的地が行動を作り出す
自分が立っている場所が わからないうちは、 どこにも行けないぞ! コーチングを学ぶ前は、 この言葉を耳にしても 何も感じなかった。 今は、痛いほどわかる。 「オレ、今、本気出してないから」 こんな言葉を発する人がいる。 何を目的とした言葉なのか?... -
夢に対する思いが生み出すもの
話をする時、 合う人と合わない人がいる。 何がこの違いを 生み出しているんだろう? 思いの違い。 夢や目的を語る時に それに対する思いの強弱が 対話のズレを 生み出すと思うようになった。 思いが強い人は、 細部にわたって 意識を巡らせている。 思い... -
今の私は?
「人生100年の時代」 我々が望むのは、 ただ長生きすることではない。 元気に活動できる状態で、 長く人生を楽しむこと。 健康寿命をのばすにはどうしたらいいか。 何人もの医師に尋ねたところ、 最も多かった答えは、 「働き続けること」 そんな時、 ライ... -
受動的から能動的な立場へ
先日、弦楽四重奏を聴いた。 帰る時に思った。 演奏者が題名と作曲者を 伝えてから演奏した後に その作曲者の思いや、 当時の歴史的背景など、 曲にまつわるエピソードを話してくれた。 演奏前に伝えてくれたなら、 想像したり、 興味を持ったところを 意... -
多様性の受け止め方
皆勤賞をやめる 学校や園が出てきてるという。 理由が、 「休まないことがよいことで、休むことは悪いというわけではない」 を教える必要性を感じたからだそうだ。 何か引っかかる。 皆勤賞に関しては、 多様な考え方がある。 重要なことは、 大人が多様な... -
声が出るようにするには
スポーツ動指導をして気づいた。 「ほめられる」、「承認される」 体験が少ない選手ほど、 相手をほめたり、 承認したりする声が出ない。 「しかられる」、「否定される」 体験が多い選手ほど、 ミスを指摘したり、否定する声を 発する傾向にあるように感... -
自分が自分に教える
「こうしてみようか?」 「これって、どうかな?」 「なんでだろう?」 誰が誰に訊いているのだろう? 「自己調整学習」 学習者が 自分自身の学習の活動や行動に 能動的に関わって 自らの学習を調整すること。 自分の中に 自分を教える先生を育てること。 ... -
自分が自分を育てる
先日のゴルフでの同伴者とのプレーで 気づいたことがあった。 その人はゴルフの レッスンスクールに通っている。 そんな彼が ミスを連発したときに発した言葉。 「このようなミスをしないようにする方法を今度レッスンの先生に教えてもらおう」 私が気にな... -
「同じ」と「違い」とコミュニケーション
効果的なコミュニケーションが 図られる要因の1つに 「同じ」がある。 初めて出会った人に対しても 出身地が「同じ」 趣味が「同じ」 「同じ」が多いほど距離が近くなる。 「同じ」に価値があった時代から、 「違い」に価値がある時代へと 移行していると...