2025年– date –
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無意識の意識化
女子サッカーなでしこジャパンで活躍した、 宮間あやさんが、語った。 自分たちのやりたいサッカーを 一方的にぶつけるだけで 面白いだろうか。 相手があってこそサッカー。 人間関係とも似ていて、 異なる相手を相手として認め、 交わり合うからこそ 片方... -
新しいスポーツ指導
「紙鉄砲を振る動作はスパイクのいい練習になります。お家でやってみてね」 オンライン上でライブで配信された、 小中学生向けのバレー教室のひとこま。 コーチは、 女子バレーボール元日本代表の 大山加奈さんと 妹で元ビーチバレー選手の 大山未希さん。... -
保険をかける行動
友人とゴルフでの出来事。 ショートホールでナイスショットを打った友人。 ボールはピンを超え奥のラフへ。 「やっぱり6番アイアンでは大きかったか!」 「7番アイアンにしとけばよかった」 というので、 「7番で打たなかった理由は、何?」 と訊くと、 「... -
求められる関係性
「自分は理不尽な練習に耐えたから、忍耐力を身につけることができた。だからすべての子供たちは、理不尽に耐える経験をすべきだ」 私たちはつい、自分の経験が 他のすべての人にも当てはまるかのように 過度に一般化してしまう傾向がある。 経験は個人的... -
便利さが人間にもたらしたもの
便利損。 便利になった代わりに 人間が失ったもの。 掃き掃除は、ほうき。 拭き掃除は、雑巾。 移動は、歩き。 現代の掃除は、掃除機やモップを使い、 移動は車。 生活の中で体が鍛えられた。 今はお金を使って、 スポーツジムでトレーニング。 精神的な損... -
「聴き上手」と「しゃべらせ上手」
「指導者は、選手の話を聴きましょう」 「聴き上手になりましょう」 と、色々な講習会で言われる。 そんな中、指導者のこんな声を耳にする。 「選手が話さない」と。 このギャップを埋める方法。 「指導者が、しゃべらせ上手になればいい」 この人と話すと... -
「聞く力」って、なに?
「聞く力」と、相手に与える「安心感」は、 関係がある。 安心できる人に対しては、 話しやすいし、訊(き)きやすい。 「安心感」を創り出す手法として、 相手を知ることがある。 初めての人に会う時、 相手のことを事前に調べる人と、 そうではない人が... -
選手の発言の重要性
私の自宅の前が中学校のため、 土曜日になると 部活動指導が私の視界に入ってくる。 昔と比べると、 指導者の「罵声」は、まったく無くなった。 聞こえてくるのは、 選手の形式的な掛け声と 指導者の「アドバイス」や「忠告」の言葉。 選手の自発的な声は... -
日本のファンに対する疑問
「日本のファンは、なぜ掃除をするのか?」 「選手も試合後に掃除をするのか?」 海外メディアからの質問に対して サッカー日本代表選手の発言。 「おそらく僕たちの試合後のロッカーは、イングランドのプレミアムリーグのロッカーと比較すると非常に綺麗... -
自分を変える方法は、沢山ある
『相手の選択を尊重する』 当たり前なんだけど、 深く考えてこなかった。 相手の意見や考えは、相手のものだ。 だから、YesだろうとNoだろうと気にしない。 相手の答えに対して、 自分に対する余分なことを考えることが、 自らに壁を作っていることに気づ...