2025年– date –
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甲子園の校歌
高校野球、 色々と考えさせられた。 情報を得るたびに、 自分の中に 『問い』が生まれた。 そんな時、 面白い意見に出会った。 「試合後の校歌斉唱、負けたチームの校歌のほうがいい」 なるほど。 決勝戦だけ、2校の校歌を流す。 もちろん、最後は、 優勝... -
「教授」・「指導」と「育成」
野球評論家の権藤博(ごんどうひろし)さん 「心の新鮮さを保つ秘訣は?」 という質問に対して語った。 「いつもハッとするする瞬間を探していることかな。指導の勉強で米国のマイナーリーグに行った時、学校を出たての子が、何回練習してもできないのを見... -
指導者の役目
「私がこういうサッカーが好きだから」とか、 主語が常に「指導者」「私」だった。 その主語の軸を 「選手」に置き換えることで、 「教える」という概念ではなく、 「学ぶ」に変わる。 学んでもらう環境を作ることへと 移行していくことで、 選手たちがよ... -
学ぶ気
学校と修業は全く違う。 教わるものは 忘れるが、 考えて覚えたものは、 忘れません。 先走って教えず、 学ぶ気が起きるまで 待つ。 鵤工舎(いかるがこうしゃ)棟梁(とうりょう)の 小川三夫さんの言葉である。 学ぶ気とは、 どういうものだろう? 物事... -
「目的」が不明確な未来って?
テクノロジーの教育活用に詳しい デジタルハリウッド大学大学院の 佐藤昌宏(さとうまさひろ)教授は言う。 「日本では小学校で2020年度からプログラミング教育が必修化されたように、プログラミングだけが独立している。海外では、『プログラミング教育』... -
求められるミーティング環境
スペインのサッカークラブ、 ビジャレアルでは、 単純なパスや走り込みなどは、 頭をあまり使わないという理由で、 行われていない。 指導者がインプット(入力)ばかりさせ、 一方的に情報を与え、 それを正しく体現して返ってくる選手を 良しとし続けて... -
出来事の見方、とらえ方の幅を広げると・・・
緩和ケア医の山崎章郎(やまざき ふみお)さんが、 高齢者の自宅療養者と 川柳や俳句との関係を語った。 これらの趣味が、 1日の過ごし方を変えると言っている。 70代男性でがんの終末期で 元気なころから 川柳を趣味としていた、 自宅療養中のAさんの川... -
他人に対する思考は、自分を表現している
遅刻してきた人に対して、 「寝坊でもしたんじゃないの?」 と考える人。 「何か大変なことがあったのかな?」 と心配する人。 これって、自分を表現しているんじゃないかと 思うようになった自分がいる。 物事に対して ネガティブな面に視点を当てる自分... -
スポーツ指導の幅は、広い
時速160キロの球を 素人が打てるようになるかという 実験番組が見た。 トライしたのは、 小学校高学年の男の子、 65歳の詩吟が趣味のご婦人、 普段スポーツはやっていない20代の芸人。 指導したのは、脳科学者の女性。 3人は、160キロの速球を間近で見たと... -
自分に変化をもたらしたもの
仲間とゴルフ、 以前は勝敗にこだわり、 勝って喜び、負けて悔しむ、 そんな繰り返しのゴルフをしていた。 今は、勝敗にあまりこだわらなくなった。 私に変化をもたらした言葉。 「勝敗を超えた新たな価値、戦う基準を心に抱けずには次なる難局を乗り越え...