2025年– date –
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声が出るようにするには
スポーツ動指導をして気づいた。 「ほめられる」、「承認される」 体験が少ない選手ほど、 相手をほめたり、 承認したりする声が出ない。 「しかられる」、「否定される」 体験が多い選手ほど、 ミスを指摘したり、否定する声を 発する傾向にあるように感... -
自分が自分に教える
「こうしてみようか?」 「これって、どうかな?」 「なんでだろう?」 誰が誰に訊いているのだろう? 「自己調整学習」 学習者が 自分自身の学習の活動や行動に 能動的に関わって 自らの学習を調整すること。 自分の中に 自分を教える先生を育てること。 ... -
自分が自分を育てる
先日のゴルフでの同伴者とのプレーで 気づいたことがあった。 その人はゴルフの レッスンスクールに通っている。 そんな彼が ミスを連発したときに発した言葉。 「このようなミスをしないようにする方法を今度レッスンの先生に教えてもらおう」 私が気にな... -
「同じ」と「違い」とコミュニケーション
効果的なコミュニケーションが 図られる要因の1つに 「同じ」がある。 初めて出会った人に対しても 出身地が「同じ」 趣味が「同じ」 「同じ」が多いほど距離が近くなる。 「同じ」に価値があった時代から、 「違い」に価値がある時代へと 移行していると... -
信念
気になる言葉に出会った。 「みんなのためのものって、誰のためのものでもない」 何だろう? すごく心に響いた。 理由は、何だろう? 私の心の中にある、 同調圧力に対する反骨心が、 私に問いかけたのかもしれない。 「巻き込まれるな! 自分の信じた道... -
これからのスポーツのイメージ
「努力」する人は希望を語り、 怠ける人は、不満を語る。 小説家の井上靖さんの言葉である。 「確かに」と思う自分がいると同時に、 「努力って何?」 と思う自分がいる。 人が目標や目的に向かって 動いている様子を 努力というのだろうか? 同じ行動でも... -
論破が創り出すもの
様々な人の集まりでの話し合いで、 やってはいけないこと、それは、 『論破』 議論で相手を言い負かす、 屈服させること。 これは、マウントをとる行為。 自分の優位性を アピールすることである。 話し合いの目的は、何? できないことを達成するために、... -
主体(当事者)は、誰?
「校内フリースクール」が 名古屋市立中学校30校に 2022年度から開設された。 「そんなふうに甘やかしていたら、社会に適応できない人間になってしまう」 という意見がある。 子どもたちは、ある時期 たまたま教室になじめなかっただけで、 『自分は社会不... -
行動を分解する大切さ
スポーツコミュニケーションBASIC1研修での 受講生との対話。 私 :「幅1mで長さ30mの道を歩くことはできますか?」 受講生:「楽勝です」 私 :「では、その道が地上100mにあったら歩けますか?」 受講生:「無理です。1歩も歩けません」 私 :「理由を教... -
積み重ね(スモールステップ)
「やりたいと思ったら口に出し、仲の良い友人に相談してきました」 慎重で怖がりで、迷いや悩みもある。 「でも肯定してくれる人がいて、『自分の好きに素直になっていい』と思えたことが大きい」 こんな発言を聞いた。 思い出したことがある。 対話の時に...