2025年– date –
-
言葉の順番で相手の思考の視点が変わる
A:「最近何に悩んでいるんですか?」 B:「最近悩んでいる事は何ですか?」 言葉の順番を変えただけで、 相手の受け取り方が違ってくる。 Aの問いは、 相手の意識(思考の視点)が、 現状や状況に向く。 Bの問いは、 相手の意識(思考の視点)が、 事柄に... -
子どもに伝えるものは、なに?
タレントのSHELLYさんが、 性教育について語った。 子どもに伝えていること。 「やめて」は、絶対2回いわせない。 「やめてって、1回言われたらやめるんだよ」 「あなたのNOには、力があるんだよ」 ということを教えるために。 大人が子どもに、 こちょこ... -
思考の変化が導くもの
2020年のテニス女子全仏オープン。 日比野奈緒選手が 初の初戦突破を 果たした時のことを思い出した。 「精神的に、すごく落ち着いてできた」 と素直に喜んだ。 そうできた理由を訊くと、 今年のコロナ禍で長くツアーが中断し、 再開後は 「当たり前のこと... -
「稼ぐ」と「目的」との関係
「稼ぐ」という言葉に対して、 いいイメージを持っていない人がいる。 なぜだろう? 何のために稼ぐのかという 「目的」が明確ではないからでは? 「目的」が自分中心の場合、 周りは、利用するモノになってしまう。 「目的」が、自分以外の場合、 周りは... -
スポーツに関わる目的
トヨタ自動車の豊田章男会長は言う。 「技術革新によって、クルマの概念そのものが大きく変わろうとしている。それでも変わらず、私たちが本当につくりたいものは、人々の幸せである」 交通事故にこだわるのは、 「幸せを量産したいから」 との強い思いが... -
見えるものと、見えないもの
商売とは、 「モノを売る行為」 ではありません。 「モノを売ることで、人の問題を解決したり、人を喜ばせる行為」 です。 う~ん、なるほど! ならば、 スポーツ指導とは、 「スキル、テクニックを身につけさせる行為」 ではありません。 「スキル、テク... -
企業が求める人材
「働く仲間の多様性を尊重し、チャレンジから学び続ける。仕事を通じて実現したいことを自ら考え、行動する人材」 (カーディフ生命保険) 「自分のアイデアを持ち実現できる人、主体的に『やりたい』を体現してくれる人、そして仕事を楽しむ人」 (トレジ... -
言葉は、奥が深い
病気で彼女を失った若者が、 みんなに言った言葉が、 私の心を揺らした。 「彼女は、死んだのではない」 「生きたのだ」 何が私の心を揺さぶったのだろう? 1つの出来事(事象)に対する 捉え方。 彼の言葉から受け取ったものは、 結果ではなく、 過程。 捉... -
これから必要とされるもの
スポーツ選手のセカンドキャリアについて 考える機会が増えてきた。 セカンドキャリアとは、 「第二の人生における職業」を意味する。 スポーツ選手に限らず、 定年後や脱サラ、育児を終えた後など 人生100年時代の世の中においては、 考えなくてはならな... -
知識の質が意見を変える
人は成功事例に注目するが、 成功している人の失敗数は、 半端ない。 「千三つ(せんみつ)」 という言葉がある。 千品目出しても当たるのは 三品目ぐらいの意。 食品業界で、 新商品の開発の難しさを言う言葉。 人は失敗を避けたがる。 いやな思いをする...