2025年– date –
-
これからの世の中に必要とされるもの
人に教える時、必ず 「何か言わなければ」 と思うもの。 言うことで 自分の有能さを 誇示したくなるもの。 それは、 教わる者のためではなく、 自分のため。 本当に優れたコーチは、 「それでいい」 と、ただうなずくこともできる者。 目的が、 自分のため... -
「 ~ ね」から感じる違和感
ゴルフでの出来事。 私がナイスショットを打った時に 同伴者からかけられた言葉。 Aさん:「ナイスショット」 Bさん:「ナイスショット打ちましたね」 二人の言葉から、 私の中に異なる感情が生まれた。 Aさんからの言葉に対しては、 素直に「ありがとう」... -
「問い」からの発展
「飲み物」 「自動販売機で売っていますか?」 輪になった小学3年生の児童が、 先生のポケットに隠された物が 何かを当てるため、 質問を繰り返した。 「先生のポケットに入っている物は何ですか?」 という問いに対して、 「回答」する児童と 「問い」を... -
商品の価値とビジネス
ベネフィット。 「お客さんが商品から得られるメリット」 商品とベネフィットは、どう違うのか。 「いったいお客さんは何を買うのか」 テニスラケット。 お客さんは、 テニスラケットを買っているのではない。 「購入したラケットで打てるナイスショット」... -
『真実(解釈)』は1つではない
『事実(出来事)』は1つだが、 「真実(解釈)」は1つではない。 「真実(解釈)」は、人の数だけある。 この言葉が、心に刺さった。 コーチとして、 意識の核をなす内容だと思っている。 『事実(出来事)』は、 実際の起こった事象。 「真実(解釈)」... -
幸せって?
物がなかった時代と、 豊富な時代では、 幸せの感じ方って違う。 スポーツから得られる、 感情も違っているのでは。 私が子どものころは、 学校が終われば、 遊びが主で、 大人が介入することは、 ほとんどなかった。 今はスポーツクラブが整備されていて... -
物事は、どこかでつながっている
「ご縁」を感じる日々を過ごしている。 2018年9月から始めた、 スポーツコミュニケーションBASIC1研修。 7年目になる。 いろいろなご縁に恵まれた。 先日、講演をさせていただいた 浄土宗岐阜教区の研修会。 20人を超える僧侶の前での講演。 演題は、 「きく」 とは。... -
選手と指導者の関係 ②
ニュースポーツは、 量(形態)に関する変化だった。 質(目的)に関する変化として 「ママさんバレー」 が広まった時期があった。 「目的」が、 「みんなが楽しんで、バレーに親しむ」 初心者、経験者、年齢も幅広く、 多様な女性が参加していた。 広がる... -
選手と指導者の関係 ①
ユニバーサルリレー 障がいの異なる4人の選手(ガイドを除く)が、 バトンではなく「タッチ」で 次の走者につなぐ混合種目。 第1走者は視覚障がい、 第2走者は切断・機能障がい、 第3走者は立位の脳性まひ、 第4走者は車いすと、 走順ごとに該当カテ... -
孤立と心理的安全性との関係
「孤独」と「孤立」 両方とも 外側から見れば同じ様子である。 「孤独を愛する・楽しむ」 という言葉は聞くが、 「孤立を愛する・楽しむ」 とは言わない。 違いは何だろう? 安全と安心から考えてみた。 安全は客観的な意味で使われ、 危険がない(少ない...