スポーツクラブがその地域に存在する目的は何?
アスリートは、最後は人間力。
選手が持っている人間力が結果に出る。
スポーツバカなんて言い方がある。
自分の武器が
「スポーツ技術が上手い」
ことしかない人は、
スポーツを離れた瞬間に
世間(まわり)から
自分を認めてもらえる要素が何もない。
会社人間が退職した瞬間から、
自分を語れる術がなくなるのと似ている。
だとすれば、
それは寂しい生き方だったことになる。
スポーツは人生の一部。
スポーツを通じて
自分の人生をどう彩(いろどる)るか。
スポーツから「得る」ものは沢山ある。
「得る(獲得する)」ことを忘れてはならない。
与えられるのではない。
スポーツは取り組み方によって、
「益」にもなるし、
「害」にもなる。
「便利害」と「不便益」になんとなく似ている。
スポーツ指導者の「目的」が重要になる。
「目的」によって関わり方が違ってくる。
部活動が地域のスポーツクラブに移行しつつある。
スポーツクラブの「目的」が明確でなければ、
指導者の「目的」もバラバラとなる。
「目的」が異なれば、
関わり方も異なる。
困るのは、誰?