新たな学び(効果的な伝え方)

篤志面接委員の方や教誨師の方への

コーチングのセッションについての

説明を兼ねた

効果的な対話の研修を行った。

自分にとって大きな学びともなった。

篤志面接委員、教誨師という

存在を知らなかった自分。

知らない方たちへの関わり方を考えた自分。

試したことはたくさんあった。

主に考えたことは、

受講者の方の年齢に対する対応。

40歳代〜70歳以上の方に

どう伝えるかということである。

カタカナ言葉を日本語に変えて

話すことを心がけた。

コーチングの専門家ではない人たちに、

専門用語を投げかけることによる

弊害を取り除くためである。

私の実感で、

講演会、研修などで

専門用語を使う演者や講師に出会う。

1文章で1つのわからない用語は、

わからなくても我慢しようと努力するが、

2つ以上出てくると、

意欲が減少し、耳のシャッターが閉じる。

オフラインの研修時に

わからないカタカナ用語について質問すると、

日本語で説明してくれる。

そんな時、思う。

「なぜ最初から日本語で説明しないのか?」

学びにきている人たちに

専門用語を使う意味はなんだろう?

専門家同士の対話ならわからないでもない。

知識量の多様な集団への

効果的な伝え方に対する

意識の違いが行動に現れていると感じる。

わかりやすい話をする人の特徴。

物事を分解でき、具体化する能力に長けている。

「なるほど」「そうだったのか」

と相手が思うためには、

発信者の内容が

受講者の中にある内容と

一致しなければならない。

表面的なことでは一致する内容が見つからない。

が、分解していくことによって見つかる。

それを発信することによって、

受講者はイメージでき、

納得知(納得できた知識)となる。

今回の研修は、

自分の知見が広がり、

知らなかったものへの

対処の仕方を考える、

大きな学びとなった。

私にとっては得るものがあったが、

大事なのは受講した人たちの成果である。

アンケートが後日送られてくるので、

まだよくわからないが、

研修が終わったと同時に

大きな拍手をいただいた。

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