新たなミーティング
上司と部下が1対1で行う対話。
「ワンオンワン ミーティング(1on1)」
これは部下の成長を促進することが目的。
上司が報告を求め、
指摘するような「管理のための時間」ではない。
その瞬間、何が起こるかわからない
共創の会話である、
「コーチングのセッション」
に似ている。
上司で嫌がる人がいる。
理由は、
・何をしたらいいか、わからない。
・いいアドバイスが思いつかない。
上司として、ためになることを
言わなければならないと捉えている人がいる。
そんなことは、必要ない。
1on1の時間は、
「部下のための時間」
であるということを
上司は意識しなければならない。
上司が何かを教授するための時間ではない。
部下に自由に喋らせることが重要。
これがなかなか困難である。
部下は何を喋っていいのかわからない。
上司は、どうしたら喋りやすくなるのかわからない。
「問い」を用いる場合、
効果的な問いがわからない。
部下が「問い」に対して、
上司が求めている答えを考えて
発言する部下がいる。
正解を求められ、
それに応えてきた体験が
そうさせているのかもしれない。
1on1という新たな仕組みが出てきたことは、
好ましいことではあるが、
その本質が十分に理解されず、
表面的なことだけが
先走っているように思える。
お手伝いします。
みんなで学びましょう。