事柄の捉え方によって、人の行動は変わる

浜松市(静岡県)での研修(講師)に向かうとき、

岡崎駅から浜松方面の電車が、

トラブルがあったため遅れていた。

最新の情報を得るために

改札口に直行し、駅員さんから情報を得た。

豊橋駅の手前の蒲郡駅止まりの電車が、

10分後ぐらいに到着するとのこと。

蒲郡駅から豊橋までの電車がいつくるかは、

わからない状態という情報を得た。

少しでも浜松駅に近づこうという判断で、

蒲郡駅止まりの電車に乗った。

蒲郡駅で10分ほど待つと、

豊橋行きの電車が来た。

豊橋駅に着いて浜松行きの電車に

乗り換えようとしたが、

全く電車が動いていない。

いつ動くかは未定とのこと。

駅員さんから、

新幹線は動いている情報を得た。

すぐに新幹線の改札へ移動し、

新幹線で浜松駅まで辿り着いた。

コーチングを学ぶ前の自分だったら、

すぐに情報を取りに行こうとはせず、

案内を待ち、愚痴を言っていたと思う。

今は、自ら情報を取りに行き、

判断し、決断して動くようになった。

障害者と健常者の違いは、

頼れるものの数の違いと言われる。

車椅子の人は、エレベーターは使えるが、

階段は使えないというように、

健常者は頼るものが沢山ある。

コーチングを学ぶ前の自分は、

頼るものはあるのに頼らなかった。

というか、頼れなかった。

身体的な問題ではない。

精神的な問題で。

人に頼るな!

人に迷惑をかけるな!

という関わり方を子供の頃からされてきた。

頼ることに対して抵抗感を感じて生きてきた。

結果として、関わってくれるのを待つようになった。

これって、障害者の方の状況に近いのでは。

何がコーチングによって変わったのか。

人に聞くという行為を

頼る、迷惑をかけるのではなく、

情報を得るというように

意味づけを変えることができたから。

世の中の出来事には意味はなく、

人が意味付けしているだけである。

今回の不測事態に対する自分の行動について

振り返ったときに感じたことであった。

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