体と知のトレーニングの割合

Jリーグ、サガン鳥栖の川井健太監督の

考え方に興味をそそられた。

彼は戦術を考える時、

自問するという。

「もしメッシだったら、どんなプレーをするんだろう?」

そこでイメージしたプレーを

チームに落とし込むという。

ただし、メッシがいるわけではない。

メッシが行うプレーを

一人が行うのではなく、

複数で実現させるという。

確かにプレーは、1つ。

その実践の仕方は、

いくらでもあるということ。

さらに戦術として、

数的優位を作り出すこと。

常に2対1を基本的に形成すれば、

前に行ける。

その局面をずっと作り続ければ、

ゴールにつながる、と言う。

監督の思いは理解できたが、

選手はどうだろうか?

選手は言う。

「監督の1つ1つの言葉に心動かされるものがある」

「面白くないミーティングがない」

「監督の伝え方が良くて、自分の中にスッと入ってくる」

選手が監督の意図を

十分に理解していると感じた。

監督だけではなく、

選手も当事者意識を持っていると思った。

当事者意識を持つ者が多い組織は、

活気があり、勢いがある。

責任感が強いから。

面白くないミーティングがないと言うことは、

選手は、満足していることになる。

満足感を感じる要因として、

自分が

「分かった、理解できた」

と実感することである。

「目的地(目指すプレー)」は明確になった

「現在地(選手の現状)」は、把握できた。

後は、どうしたらゴールに辿り着くかを考え、

実践すればいい。

サガン鳥栖の全体練習は、

45分とのこと。

後は個人練習とミーティング。

川井健太監督は言った。

「全部パーフェクトにやってくれたら、絶対に優勝できる」

「理想の仕組み、構造の部分は明確に持っている」

「僕は、勝てると思っている」

今シーズンのJリーグの楽しみが、

1つ増えた。

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