「目的」の有無の影響力
人と出会い、対話して気づくことがある。
「目的」を明確に持っている人とそうではない人の
言葉の違い。
〜したいという「ゴール」は持っていても
その先の「目的」の有無で
言葉が違い、行動も違ってくる。
勝利至上主義に対して
色々な意見がある。
私はスポーツをする以上、
勝利至上主義は当然だと思う。
問題なのは、
勝利を目指す先にあるものが
何かということである。
「目的」である。
「目的」のない勝利至上主義は、
勝てばいいという
勝利だけにこだわる。
その後、選手がどうなろうとかまわない。
私が知っているチームの「目的」は、
選手の人間的な成長。
その「目的」を達成するために
勝利を目指している。
目的があるチームとないチーム。
選手に疲労が溜まっていた場合の
選手起用に違いが出てくる。
無理を承知で起用するか、
試合に出さないか。
スポーツ現場での課題の一つである。
スポーツ指導者の指導の「目的」
明確にすることは重要事項である。