クラブ活動は練習時間なのか?
「部活動を地域クラブへ」
このようなテーマで色々なところで
議論が行われている。
そこで使われている、気になる言葉。
「練習時間」
練習時間は、2時間まで。
練習回数は、週4日間。
など、様々なルールが決められている
状況を目にする。
練習という言葉に引っかかる。
「活動時間」なのではないか。
スポーツ活動 = 練習
と捉えている人が多いように思える。
スポーツクラブは、
スポーツ活動をする場であって、
練習をする場ではない。
練習は活動の一部に過ぎない。
にも関わらず
活動 =練習 と考えている人がいる。
スポーツ実践者の多くは、
楽しさを主たるものにしている。
ゲームは楽しさの中心にある。
スポーツは、ゲームから発生した。
ゲームをする中で、練習というものができてきた。
ゲームで競う楽しさを求めるために
必要と考えた人が多くなったから。
スポーツ指導を見てみると、
練習から始める場が多い。
例えばバレーボールは、
ボレー(ボールを地面に落とさずに打つ行為)を
続けるスポーツ。
ボレーボールである。
競技の形にこだわらずに
ボレーを続けられるゲームを考えればいい。
コートやボールはどんな形、物でもいい。
丸いコート、狭いコート、風船やスポンジボール。
工夫次第で色々なバレーボールができる。
ボレーが続けられれば、
それは全てバレーボールである。
活動することで心身の健全化につながる。
活動によって人生に必要なモナを得ることもできる。
そのお手伝いをするのが、「コーチ」である。
指導者とは、
スポーツ実践者の人生が
より良くなるめに指し示して導く人。
教える人ではない。
人生を教えることはできない。
人生は、自らが創り出していくものだから。
コーチとは、
指導者の一部分に過ぎないと
今の自分は考えている。