「できる」「できない」、どちらを意識するか?

「コミュニケーションをとることは難しい」

こんな言葉をよく聞く。

「何が難しいんですか?」

と訊くと、

「人を傷つけてしまうから」

との言葉。

このような意識の人が

増えていているように感じる時がある。

もし増えていたなら、

コミュニケーションを

とらない人が増えてくる。

そうなれば何も変わらなくなる。

コミュニケーションは、

人を傷つけるものだと認めればいい。

傷つけないようにしようとすることが、

自分を苦しめることになる。

傷つけるものだと認め、

その上で

それをどう扱っていくかを考えればいい。

そして実行していく。

失敗しないようにと思ってプレーする選手と、

失敗は当たり前と思ってプレーする選手の

プレーに違いはあるか?

スポーツはできないことの方が多い。

その事実を受け止めることができるかどうかで、

行動が変わってくる。

指導者もしかり。

指導者の意識によって、

関わり方が変わってくる。

「できることが当たり前」という意識。

「できないことが当たり前」という意識。

前者は、できたことに対しての意識は薄い。

後者は、できなかったことに対しての意識は薄い。

人は、当たり前と思っていることに対しては、

意識が向かない傾向にある。

当たり前ではない結果に対して

人は感情が動く。

その感情が行動につながる。

その指導者の感情による行動(関わり)が、

選手の記憶にすり込まれる。

感情が動いた時に記憶が定着するから。

見えない意識に対する

効果的な関わり方。

指導者は、

学習して身につけるしかない。

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