選択肢の多い少ないが、与える影響
あなたが一番美味しいと感じる料理は何ですか?
こんな問いを投げかけられた時、
様々な答えが出てくる。
日本料理と中華料理しか
食べたことがない人の答えと、
日本、中華、フランス、トルコ、エスニックなど
たくさんの料理を食べた人の答え。
違ってくる可能性は大きい。
選択肢の数の違いが影響する。
教えられた知識だけの選択肢は、
今回の問いには効果を発しない。
体験の差が、違いを生み出す。
スポーツに関する思考の差も
体験の差が生み出しているのかもしれない。
選手が沢山の体験ができる環境を作る。
指導者の役目である。
試合に出場した回数が、
10回の選手と3回の選手。
技術や体力の成長の差に加えて、
思考力の成長の差も関わってくる。
体験が少なければ選択肢も少なくなる。
選択肢の多い少ないが
思考の質に影響を及ぼす。
試合への選手の参加状況を見れば、
指導者の指導目的がわかる。