教授・指導・育成に関わるもの
庭に現れた植物。
種を蒔いたわけでもないのに。
発芽から成長して現在に至っている。
何もしていないのに
なぜここまで成長したのか?
栄養(土)、水(雨)、日光(太陽)。
人との関わり方に繋がった。
「教授」
目的:知識や手法を与える
場所:グループ
手法:ティーチング
「指導」
目的:相手の目的・ゴールを明確にし、
そこへ向かうために支援する
場所:チーム
手法:コーチング
「育成」
目的:相手のやる気を引き出し、見守る。
場所:コミュニティ
手法:ファシリテーション(取りまとめ)
自分の関わり方を振り返ってみませんか。
相手によって関わり方は変わってくる。
変えていますか?
あるスポーツクラブの活動を見学した時、
筋力トレーニンの場で
1年生から6年生まで同じメニューを課していた。
上級生は早く終わり、
下級生は、最後まで頑張っていた。
早く終わった者は、
全員が終わるまで待っていた。
違和感を感じた。
同じことを全員に課す理由は何だろう?と。
指導、育成の手段・方法がわからないから、
教授になってしまうのではないか。
知らないことが、
偏った関わり方になる。
知識を得ること。
新たな体験をすること。
学習の必要性を痛感する。
「生涯学習」と言う言葉の重みを
感じる。