明確な目的が、迷いを決断に導く
今月のスポーツコミュニケーションBASIC1研修の
準備をしていた時、ふと思い出した。
これまでの研修の中で指導者の方に訊ねた。
主体性のチーム・選手と
自主性のチーム・選手では、
どちらが勝つ確率が高くなると思いますか?
8割が主体性のチーム・選手と答えた。
自主性のチームと答えた高校の先生は言った。
3年の期間では、自主性の方が成果が出る。
主体性は時間がかかる、と。
目的について考えだした自分。
オリンピアンの目的が、「金メダル獲得」の選手と、
「自分のプレーで人に笑顔を届ける」の選手、
行動にどんな違いが現れるんだろう?
ドーピングをするか、しないかの状況になった時、
ドーピングという行為が
自分の目的を達成するために
有効な行為かどうかを考えてみる。
この「問い」って、企業にも当てはまるなぁと、思った。
お金儲けか、社会貢献か?
新たな活動を考え、
すべきかどうか迷った時には、
その活動は、
目的に向かっているものかどうかを
基準にして検討することで決断がしやすくなる。
目的の重要性を再認識した。