日頃の環境での振る舞いが、スポーツのプレーに表れる
久々に若い人たちとラウンドした。
30代(2人)と40代(1人)の男性とのゴルフ。
池越えのショートホール。
Aさん:「徹夜明けで、まだ体が動かないから心配」
Bさん:「大丈夫だよ」
Cさん:「前のホールのショット、よかったじゃないですか」
私 :「・・・・・・・」
Aさんのショットは、池に吸い込まれていった。
Aさん:「あ〜、ダフっちゃった(ボールの手前の地面を打つ)」
Bさん:「ドンマイ!」
Cさん:「あと少しで超えたのに、残念」
私 :「・・・・・・・」
次のホールでのAさんの完璧な1打
Aさん:「やっと調子が出てきた」
Bさん:「ナイスショット」
Cさん:「お〜」
私 :「ナイスボール(熱量のある大きな声で)」
このような会話がたくさんあったラウンド。
色々なことを感じた。
ミスに対する意識が過剰ではないか?
打つ前から
言い訳的なことを言う場面が多々あった。
ミスした時の言い訳。
それをフォローする慰めの声。
たくさん聞いた
よかったプレーの後の
盛り上がりの薄さ。
思い当たるものがあった。
彼らは普段から、
否定や非難的な言葉を
受け続けてきたのではないか。
周りの人はそれを慰める行為を
し続けてきたのではないのか。
褒められることよりも
否定や非難にさらされてきたのでは。
自分の心の痛みを避けるための行為が、
プレーに出たのでは。
そんな気がした。
そのような環境に適応してきた結果が、
ゴルフのプレーに出ているのではと思った。
自分の使命(スポーツの楽しさを知ってもらう)感が強化される思いをした。