当事者意識の有無が組織の成長に影響する
以前、日本ハムのビッグボス(新庄監督)が、
実施した、オープン戦の先発選手を
ファンの人気投票で決めた出来事。
上位9名の投票獲得者が、先発で試合に臨んだ。
普段レギュラーであった選手が、外れた。
その選手に向かって、ビッグボスは言った。
「君、人気が無いんだね」と。
この言葉には、とても深い意味があると感じた。
プロ野球選手が提供する商品は何?
どうやって稼ぐ?
給料を払ってくれるのは、オーナー。
だから選手は、オーナーに気を使う。
では、オーナーはどうやって
その給料を捻出しているのか?
プロ野球の収益は、
ファンの入場料、
ファンが買うグッズの売り上げ、
TV放映権料、
スポンサーのコマーシャル(CM)料。
ファンがいなければ、
入場券、グッズは売れない。
TVは放映しないし、
企業はCMをうたない。
ということは、根底にあるのは、ファン。
ファンを呼べない選手って、
チームにとって価値があるのだろうか?
ファンの目的は何?
選手の球団運営の当事者意識が
重要だと感じた出来事であった。