子どもたちへのスポーツ指導で気になること

子ども達のスポーツ活動において

気になる事例を耳にするようになった。

小学生や中学生に

筋力トレーニングをするという事例。

小・中学生の時期は、

神経系の成熟度が高い時期で、

身体系は発育段階であるにもかかわらず、

筋力トレーニングをしているという。

筋力トレーニングの原理は、

負荷によって筋肉を傷つけ、

その後の回復によって筋力を高めること。

成長過程の段階の筋肉を傷つけることの

意味を理解しているのだろうか?

子どもと大人のスポーツ活動は違う。

子どもは大人のミニチュア版ではない。

昔の子どもの活動(遊び)に

大人はほとんど関わらなかった。

現代では子どもの遊びがスポーツに変わり、

大人が関わるようになってきた。

指導者という関わり方で。

指導者は、子どものことを

どれだけ理解しているのだろう。

どんなに高価な食材を使っても

調味料の加えるタイミングや量を間違えれば、

その料理はおいしくならないし、

食べるに値しないものになることもある。

子どもへの指導、似ていると思う。

目先の勝利にこだわるのではなく、

子どもの人生にこだわってほしい。

子どもの指導者の方達に問う。

「子どもたちへの指導の目的は、何ですか?」

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