「心・技・体」から「考・技・体」へ
部活動指導での生徒との対話。
私 :「今のプレーの目的は、何?」
生徒:「えっ!・・・・・・」
私 :「どうなったの?」
生徒:「相手にパスをカットされた」
私 :「そうなった原因は何?」
生徒:「・・・・・・・・・」
私 :「次はどうする?」
生徒:「・・・・・・・・・」
返事がなかなか返ってこない。
何が原因なんだろう?
考えていないということなのか?
いや、考えているというか、考えようとしている。
なぜなら、
脳は問われると答えようとするから。
ならば、この現実は何?
考えることのトレーニング不足ではないか?
持久力のない選手に突然
10km走らせることと似てはいないだろうか。
学習とは、
「繰り返される行動によって新たな能力を備えること」
アドバイスなどで、「覚える」ことは学習ではない。
出来事は、本人の捉え方で変わる。
ポジティブもネガティブも捉え方(思考)しだい。
「心」の土台は、「思考」
スポーツは、『考・技・体』だな。