人との距離
「ヤマアラシのジレンマ」
人との距離感に悩む話である。
近づき過ぎれば、
お互いの針で傷つけてしまう。
ハード面(身体:量)での距離感。
離れ過ぎれば、
お互いの体温での暖が取れない。
ハード面の感覚は、
そんなに変わりはないように思う。
ソフト面(精神:質)での距離感。
ソフト面の感覚に
変化が出てきているように思う。
携帯電話をつなげておきながら、
会話もせず、つないだ状態のまま、
お互いの時間を過ごす人がいる。
自分の意識の中に、
誰かがいることで安心する。
人は、砂漠の中の孤独よりも
人がいる中での孤独の方が苦しい。
周りに沢山の人がいるのに、
誰も自分を意識してくれないという恐怖。
コミュニケーションにおいて
これは、「進歩」なのか、
「退化」なのか?
二極化思考になりがちな自分。
これは、進歩でも退化でもなく、
「変化」。
社会の変化
(携帯、IT、レンタルサービスなど)が、
コミュニケーションに変化をもたらした。