複数の視点を持つ効果
ゴルフ場で初めての体験をした。
イノシシに
コースが荒らされた状態でのプレー。
最初は、こんなひどい状況でプレーをさせるなんて、
サービス以前の問題、と
憤慨した気持ちでプレーしていた。
受付の時からプレーするまで
何も知らされていなかったから、
なおさらのことであった。
荒れた場所にボールが入り、
ボールが見つからなく、
ロストボールになった。
不満は、マックスになったところで昼休憩。
午後も嫌な気持ちでスタート。
そんな時、ふと思った。
こんなコース状態のゴルフ場では、
私の人生でもう体験しないだろう。
これだけ荒らされたゴルフ場にも、
二度と出会わないだろう、と。
そう思ったとたん、
不満が、特別な体験をしているという、
なぜか得をした気持ちになった。
「事実(出来事)」
は一つ(荒れたゴルフ場)だが、
「真実(解釈)」
は沢山ある。
この言葉が頭に浮かんだ。
物事への思考の焦点をずらし、
様々な視点から考えることによって、
感情は変わるということを
体験した一日であった。