スポーツ動作の違い

先週末での3人の会話。

A男:元実業団のバレーボール選手。ハンデキャップ3の アマチュアゴルファー。

B子:大学2年生で、ゴルフ部所属。ベストスコア69。身長173cm。

私 :「B子さん、中学・高校時代は、バレー部とかに誘われたんじゃないの?」

B子:「そうなんです。でも私、運動神経よくなかったから断っていました」

A男:「え?ゴルフがこんなにうまいのに、運動神経がよくないってことはないよ」

B子:「バレーボールなんか、まともにレシーブ、スパイクできませんから」

私 :「じゃぁ、なぜゴルフはうまいの」

B子:「ゴルフの動作って、自分から始動するじゃないですか。相手からの刺激に対応しなくてもいいじゃないですか」

B子:「だから、私みたいに運動神経がよくなくてもできるんですよ」

A男:「私は、自分から始動する動作の方が苦手だな。バレーのレシーブは何とも思わないんだけど、サーブの時はすごく緊張するから」

A男:「中学校時代に陸上もしていたけど、100m走のスタートよりも走り幅跳びの助走の時の方が緊張したな」

私 :「なるほど。100m走のスタートは相手からの刺激(ピストル音)に対する行動で、走り幅跳びの助走は自らの行動ですからね」

A男:「だからゴルフは緊張するんだろうね。上達すればするほど緊張度が増してくるような気がする」

私 :「なんか、すごいことを聞(効)いたような感じです。ありがとうございました」

スポーツの動作、

『能動的な動作』と『受動的な動作』

に対するプレーヤーの意識。

今までは、

動作だけに注目していたが、

心理的な面にも違いがあるような気がした。

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