「楽しさ」って、なに?
帝京大学ラグビー部の監督時代の
岩出雅之さんが語ったことを振り返った。
「常に楽しく」という挑戦テーマを
掲げているそうですね
という質問に対して、
「活動自体に楽しさを見いだすことで、
フロー状態(ゾーン状態)に入りやすくなります。
試合だけではなくて、
普段の練習やミーティングのときから
楽しさを追求できないかと考えました」
「楽しむというと
生ぬるい印象があるかもしれませんが、
例えば食事は、
苦いものも酸っぱいものも辛いものも
全部あって楽しいわけです。
みんなでとる食事一つをとっても、
作ってくれる人への感謝とか、
体の状態や栄養も考えながら
食べようという話をしています。
そうすれば食事はもっと楽しくなる」
と、答えた。
1つの事がらに対して、
どれだけ沢山の関係することを
意識できるかが
『楽しさ』への
道筋なのかもしれない。