不便益と便利害
人は便利を追求してきた。
その結果、効率のいい生活が訪れた。
ある時、求めていた成果が得られなくなる。
便利が害をもたらすようになる(便利害)
不便が利益をもたらすようになる(不便益)
山頂で見る御来光
時間をかけて自らの足で登ってみる御来光と、
ロープウェイで山頂にたどり着いてみる御来光。
感じ方は、変わる。
スポーツの世界。
プロは勝負にこだわる。
その意識が、高校生、中学生、小学生にまで
影響するようになった。
指導者は目的を達成するために、
高校の3年間、中学の3年間という期間で、
勝つことが目的になる。
効率よく技術や体力を向上させようとする。
その結果、
指示・指図・忠告・アドバイスが主となる。
社会人や大学のコーチが言葉を漏らす。
「もっと自分で考えてプレーしてほしい」
「言われたことしかしない」
「創造的なプレーが見られない」
便利さ(効率を求めた)が、
思考力の成熟を奪ってしまった。
日本のスポーツ、
ジュニアのレベルは世界でもトップクラス。
大人になるにつれて、
勝てなくなる現状がある。
不便益と便利害。
考えてみる価値はある。
