主体性や共生の精神を重視する教育
『イエナプラン』
教員と子どもは輪になって話し合う。
「サークル対話」を繰り返して
信頼関係を築く手法が特徴。
本質が「コーチング」と
似ているように感じる。
南山大学の学生に高橋教授(教育学)が
イエナプランを紹介する
映像を見せたところ、
多くの学生が、
「こんな学校に通いたかった」
と評価した。
ある学生の言葉が気になった。
「自分で決めたり、自由にしたことがなく、指示される教育を受けてきた。自由な学校に行ったら、どうすれば良いか分からない」
名古屋市教委の担当者の言葉が
的を得ているように思った。
「教育のスタイルが変わらないまま、社会がこれだけ変わってきてしまった。まずは教員全員の意識を底上げしていきたい」
スポーツ指導にも
同様のことが言えそうだ。
社会が変わったのだから、
指導者も学習が必要。
問題なのは、
「何を」「どう学習するか」が
明確になっていないこと。
