「はなす(離す)」
人形作家、江口美千代さんの作る、
故人にそっくりな人形が
口コミで広がり続けている。
人となりや生前の様子を
丁寧に聞き取って
表情や雰囲気まで再現。
大切な人を亡くした人を支える取り組む
グリーフケアの専門家も注目している。
関西学院大の坂口幸弘教授(臨床死生学)は、
「対話しながら作る過程がいい。故人への思いや記憶を言葉にすることで遺族は自分の気持ちに気付いたり、整理できたりする。身近な人にできない話も、人形を作ってもらうことをきっかけに話しやすくなるのでは」
と語る。
まさにコーチングの
「話す」ことの効果。
満杯になった心(思い)の量を
整理することでスペースを作る。
まさに「離す(はなす)」である。
スペースができれば、
新たなモノが入ってくる。
入ってくれば新たな化学反応が起こる。
その場に留まるのではなく、
動く、そして、進み始める。
何処へ?
自分の人生の目的に向かって。
