子どもへの関わり方
「なぜ?」という思考回路は、
いつ出来上がるんだろう。
スキャモンの発育曲線によると、
神経系は、
5歳までに成人の80%の成長を遂げ、
12歳でほぼ100%になる。
乳幼児期に思考への関わりの
重要性があるように思える。
幼児は、「なぜ?」を連発する。
教えなくても問いを発する。
にもかかわらず、
大人になった時の差は何だろう。
「どう関わったらいいか」ではなく、
「どう関わるとよくないか」を
考えた方がいいように思えてきた。
子どもへの絵本の読み聞かせ後、
「悲しい話だったね」
「楽しかったね」
などと、大人が言う時がある。
これって、大人の考えを押しつけている。
ということは、
子どもの想像する力の
邪魔をしていることになるのでは。
子どもは、黙っているけど想像している。
大人の関わり方が、
子どもの思考回路の成長の
障害になっているのかもしれない。
