ソフト面の環境
「小さいころから、自分と違うニーズがある人たちと身近に接する機会を増やすと、子どもたちの学びの幅が広がります。できる限り学校に顔を出してください」
カナダで、車椅子の私が
子どもを送っていった時、
小学校の先生にこう言われた。
言われたのは、
長野冬季パラリンピックの
アイススレッジ・スピードレース代表の
マセソン美季さん。
私の存在が
「子どもたちのためになる」という言葉や、
違いを気持ちよく受け入れてくれる
カナダの学校側の態度のおかげで
彼女の心の負担が
払拭されたそうだ。
日本ではハード面の
整備不足を補うために、
「心のバリアフリー」
という言葉がよく使われる。
優しさや思いやりを持って
接することと
解釈されているように感じるそうだ。
スポーツに置き換えてみると、
ソフト面の不充実を補うために
ハード面ばかりを
充実させているように感じる。
そうなる理由を考えてみた。
「どうすればいいのか、分からない」
