指導者が身につけなければならないもの
米国コーチ:「日本のコーチは、プレイヤーが ミスした時、 またはしてはいけな
いことをした時に、どうするんだ?」
日本コーチ:「言うのも恥ずかしいが、 まだ手を出す指導者もいる」
米国コーチ:「同じ指導者として恥ずかしい! 日本人のコーチには、言葉で言っ
て聞かせるコミュニケーション能力がないのか?」
日本コーチ:「・・・・・・」
米国コーチ:「 それじゃあ、犬や猫と一緒じゃないか!やつらは自分の思い通りにいかないから、噛み付いたり引っ掻いたりするわけだろ。しかも、自分が指導した、愛すべきプレイヤーに手をあげるなんて・・・・・。理解できない。自分を傷つけているのと同じ行為だ」
暴力まではいかなくても、
言葉で選手を攻撃する指導者もいる。
このような行為は、
指導者ではなく支配者である。
指導者が使う言葉を注意深く聞けば、
指導者なのか支配者なのかが、想像がつく。
「〜させる」「〜せよ」「お前たち」
言葉で選手、コーチの関係性がわかる。
対等な関係ではないということが。
コーチの能力で最も必要となるのは、
コミニケーション能力であり、
それはテクニックである。
自分のやっていることを
論理的に理解してから行うのと、
ただ行うのでは全く効果が違う。
指導とは、相手の人生に関わることである。
指導者は、今関わっていることが、
相手の人生にどう影響しているかを
考えた上で指導することが求められている。
学びましょう。