『無意識の無能』と『有意識の無能』

哲学対話の中での気づき。

会社員の方に

「あなたの会社の目的(パーパス)は何ですか?」

と聞いたところ、

「えっ・・・」

という返事と共に

会社のホームページを開いた後に

「○○○○○○○○○です」

という回答をもらった。

その回答の後に

「今まで気にしたことがなかった」

という発言。

このような展開になったのは、

スポーツクラブや会社で

選手、社員を指導する時、

「あなたの指導の目的は何ですか?」

という問いを私が投げかけたことから始まった。

すると、

「指導することは、大変」

「どう指導していいか、悩んでいる」

という意見が出た。

そんな状況から、

文頭の展開となった。

目的は大切だと言われるが、

なぜ大切なのか?

が理解されていない現状がある。

目的(パーパス)、使命(ミッション)、理想の姿(ビジョン)。

これらは重要。

『無意識の無能』という段階がある。

意識していないし、わからない

次に、『有意識の無能』という段階。

意識しているが、わからない

会社やスポーツクラブの案内には

必ず目的が記されている。

にも関わらず関係者に

所属している組織の目的を訊くと、

知らない、わからないという答えが返ってくる。

なぜ?

この状況は、

『無意識の無能』なのか『有意識の無能』なのか?

どちらの状態が人のモチベーションが高めるのか?

自分が所属している組織(個人事業主なら個人)の

パーパス(目的・意図)

ミッション(使命・役割)

ビジョン(理想の姿)

明確に答え、その意味を理解している人は

どれだけいるのだろう?

組織の関係者全員が

それらを意識して理解していたなら

(『有意識の有能』)

その組織はどんな組織になるんだろう?

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次