素直な人とそうではない人の違い

スポーツ指導の現場で、

「素直な選手は成長が速い」

「素直さがない選手は、伸びない」

という声を聞くことがある。

素直さは大切という意見がある。

素直さがある人とない人の違いは何だろう?

素直さの無い人って、いるのだろうか?

ある指導者の方がいった。

「あの子は本当に素直さが無い」と。

確かにその指導者に対する態度は、

褒められるものではなかった。

が、

他の指導者に対しては、違う態度だった。

素直だった。

同じ選手なのに行動が違う。

何がそうさせたのか?

人は、自分に対して真摯に

向き合ってくれる相手。

自分のことを理解しようとしてくれる相手。

に対して素直に従う傾向がある。

安心感を感じることができるから。

全ての人に対して素直では無いという人は、

いないのではないのか。

人は誰しもが素直さを持っている。

それを引き出すことが、

出来るか出来ないかの問題なのではないか。

関わる人の関わり方が

相手の行動に関係する。

「〜をさせる」

「〜を教える」

この言葉から二人の関係性は、

上下関係が想像できる。

させる人や教える人って、

すごい人なのか?

スポーツのテクニック(技術)や

スキル(連携プレイ)を教える人。

それの利点は何か?

なぜそれが必要なのか?

それは誰がどんな理由で作られたのか?

突き詰めていったら、

明確に答えられる人はほとんどいない。

ということは、

教える人も教わる人も

どちらも解っていないことには、

変わりはないということである。

二人の関係に

知っている、知らないという

上下関係はないということになる。

知識の量や経験の差はあるが。

お互いにわかっていない同士の

効果的な関わり方。

知っている人が提案すればいい。

示せばいい(指図ではない)

提案、示されたものを

された人は自分の判断で

どうするかを決めればいい。

決めたことがあればそれを行動に移せばいい。

このような繰り返しが、

「指導」なのではないか。

「指導」「教授」「指示・指図」

考えてみませんか。

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