塊を分解することによってわかること
宮城県仙台市にある
常盤木(ときわぎ)学園高校の女子サッカー部。
面白いクラブ内でのルールがある。
敬語を使わないこと。
年齢に関係なく、
意見をぶつけ合うために。
監督は言う。
コミュニケーションに壁がなければ、
チームは強くなる。
言葉は一つの例ではあるが、
余計なことを全部そぎ取っていたのが、
上下関係をなくすという
成功につながっていくそうだ。
なぜコミュニケーションに特化していったのか?
互いの考えや強みを知れば
一人一人の力を最大限に引き出すことができる、
という考えから。
この高校で育った熊谷紗希選手。
女子サッカー日本代表のキャプテンである。
彼女は頻繁に年下の選手と対話している。
日本チームの特徴は、
連携プレー。
このプレーの精度を高めるためには、
コミュニケーションは欠かせない。
必要なことはわかっていても、
どうしたら良いのかが、
わからない状況をよく目にする。
連携プレーの精度を高めるために必要なものは、
コミュニケーション。
コミュニケーションを円滑に行うために必要なものは、
何を言ってもいやな思いをしないという
安心な環境。
安心な環境を作るためには、
選手間の上限関係は、不要。
上下関係を創る要因の一つが、
敬語。
深掘りしていくことによって、
すべきことが、わかってくる。
わかるから、実践できる。
わからずに指示されたことは、
続かない。
物事を分解(チャンクダウン)していく思考回路。
全てのことに通じる。