小学生低学年チームの試合

小学生3年生以下の選手で構成された

チームの試合を観戦した。

試合内容よりも

観戦している大人達の

行動を観察した。

指導者、保護者、応援者の大人から

聞こえてくる発言は、

励ましや肯定、承認の言葉ばかり。

否定や非難、

「あ〜あ」という落胆の声は、

一切聞こえなかった。

ゲームの内容は、

ミスばかり。

サーブを打てば、相手コートに届かない。

レシーブすれパスが続かない。

そんな内容でも見ている大人は、

楽しそうにポジティブな声を出していた。

そんな大人達が、

子どもが成長するにつれて、

発する言葉に変化が現れる。

「集中!」

「しっかり!」

「思い切っていけ〜」

「あ〜あ」

「何やってんの?」

など、指示・指図やネガティブな言葉が出てくる。

低学年と高学年のプレーに対して

掛ける言葉が違ってくる。

子ども達は、一生懸命プレーしているのに。

何が言葉の違いを創るのだろう?

「意識」である。

「できないことが当たり前」という意識と、

「できることが当たり前」という意識では、

同じ結果に対しても感情が異なる。

感情に合った言葉が発せられる。

スポーツはできないことが多い。

にも関わらず、

できないことに対してよくない感情が生まれる。

自分の意識が、感情や言葉に影響する。

結果(できた、できなかった)は違っても

過程(取り組む姿勢)は、同じ。

結果と過程、

どちらに意識する視点を置くかで、

関わり方は変わってくる。

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