聞く力と相手の成長との関係
聞く。
聞く人がいなければ、
噺家は、話すことができない。
聞く人がいなければ、
ミュージシャンは、音楽を奏でられない。
聞く人がいるから、存在価値がある。
存在価値を高めるために必要なこと。
聞く力(聞きとる力)を高めること。
レベル1:言っていることを聞いている。
「何を言っているんだろう?」
レベル2:言わんとしていることを聞いている。
「言わんとすることは、何だろう?」
レベル3:言っていないことを聞いている。
「この人がうまく言えないことは、何だろう?」
レベル4:本人も気づいていないこと聞けている。
「この人が気づいていないことは、何だろう?」
レベル1は、「聴く」
レベル2は、「訊く」
レベル3は、「利く」
レベル4は、「効く」
先日、人の話を聞いて
フィードバックした時のことを思い出した。
話をした人の周辺で
よくない出来事が重なった出来事に対して、
「自分が引き起こしたと考えた」
という発言。
商売でお客さんが来なかった出来事に対して、
「良かったと捉えた」
という発言。
この発言から私が捉えたこと。
出来事に対しての
思考の観点が広がった(増えた)。
そのことを相手に伝えた。
まさに『成長承認』
承認されると人の意欲は高まる。
承認する人の聞き取る力が、
承認の質に影響する。
聞く力。
重要だな。