スポーツと辛さの関係

数年前の娘との会話を思い出した。

私の娘(2児の母親)が、

映画「スラムダンク」を観て、

帰宅早々、

「スポーツって、いいね!」

「絶対子どもたちには、スポーツをやらせよう」

と、少し興奮気味に話しかけてきた。

何が良かったのかと訊くと、

「安西先生が良かった」

「あんな人に子どもを指導してもらいたい」

と言う。

スポーツは、

人を成長させてくれる。

が、スポーツが成長させてくれるわけではない。

スポーツは手段の1つに過ぎない。

大事なのは、

スポーツをどう使うかと言うことである。

スポーツの一番の魅力は、

「楽しさ」である。

楽しいから、

意欲的な者が集まる。

楽しいから、

身体的に苦しいことも耐えられる。

スポーツ指導者は勘違いしないで欲しい。

身体的な苦しさはあっても

精神的な苦しさ(辛さ)は、必要ない。

身体的な苦しさは、

楽しさの延長線上にあるもの。

楽しさの延長線上には、

苦しさ(辛さ)はない。

スポーツ指導の目的はなんだろう?

楽しいからやり始めたのだから、

その楽しさを

進化させる手伝いなんだろうな。

スポーツの楽しさ。

1. 競う楽しさ

2. 達成する楽しさ

3. 克服する楽しさ

4. 交遊する楽しさ

5. 支援する楽しさ

6. 思考する楽しさ

7. 観る楽しさ

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