思考の視点の変化
ゴルフのコーチングでの
クライアントの変化。
ティーショット(1打目)を打ち終わり、
次の2打目を打ち終わった直後。
コーチ:「今のショットの目的は?」
クライアント:「グリーンにのせる」
コーチ:「どうだった?」
クライアント:「グリー手前のバンカーに入ってしまった」
コーチ:「そうなった原因は何?」
クライアント:「ダフった」(ボールの手前の芝を打つ)
コーチ:「次はどうする?」
クライアント:「ダフらないようにする」
コーチ:「じゃぁ、行こう」
という対話をしていたクライアントの
言葉が変わった。
コーチ:「今のショットの目的は?」
クライアント:「重心をカカトに乗せて打つ」
コーチ:「どうだった?」
クライアント:「十分、かかとに重心を乗せられなかった」
コーチ:「そうなった原因は何?」
クライアント:「ダウンスイングの始動が、早かった」
コーチ:「次はどうする?」
クライアント:「踵に重心を移してからダウンスイングを始動する」
コーチ:「じゃぁ、行こう」
クライアントの意識の視点が変わった。
結果に視点を当てていたのが、
過程に視点を当てるようになった。
その過程も
細部にわたるようになってきた。
今後、クライアントの行動、思考は、
どんな変化を表すのだろう。
楽しみである。