1年「奴隷」2年「平民」3年「天皇」4年「神様」からの脱却
大学ラグビー選手権大会、
帝京大学 VS 早稲田大学
見入ってしまいました。
試合後、
前帝京大ラグビー部監督の
岩出雅之さんの言葉を思い出した。
全ての部員が
公式戦に出られるわけではありません。
それでも一体感を
持てる組織にする方法は、
という問いに対して、
「部員約150人のうち23人しかベンチに入れないので、
当然面白くないと思う学生もいるでしょう。
それをどうやって解決するかというと、
関わり方です。
トップダウンの関わり方ではなく、
上級生が下級生をサポートしてくれる、
サーバント(支援型)リーダーシップです」
「ぼーっとしている1年生には
上級生が関わらないといけない。
先輩が後輩をよく観察し、
質問をしたり、
後輩ができる課題とやりたい課題を分けて
整理してあげたり。
その分、自分が先輩になったときに
下級生に同じようにサポートしてあげる。
その繰り返しが9連覇の根底にあります」
脱体育会系を目指す帝京大学ラグビー部。
1年「奴隷」、2年「平民」、3年「天皇」、4年「神様」
ではなく、
1年「幼児」、2年「少年」、3年「青年」、4年「成人」
ということかな。