「いい」って、何?

物には、価値がある。

その価値が売り買いされてきた。

だから、商品となった。

たとえば、椅子。

昔は、野良仕事での休憩時に

切り株に腰をおろして休んでいた。

価値は、「楽」

それが、持ち運べられたら便利ということで、

椅子が物として作られた。

価値は、「楽」「機能」

次に、座り心地よさが求められてきた。

価値は、「楽」「機能」「心地よさ」

そして今は、デザインも求められている。

価値は、心の「心地よさ」

インテリアを兼ねた椅子である。

これまでは、

身体的(ハード面)な価値がもとめられ、

現代では、

精神的(ソフト面)な価値が求められている。

価値とは、

必要性(ニーズ)であるため、

商品となる。

お客様のニーズを知り、

それに応えることが、

売れる商品につながる。

「いい商品」が売れるのではなく、

今は、売れる商品が

「いい商品」なのである。

この「いい」が、曲者である。

「いい」とは、何であろう。

「いい」とは、お客様のニーズであって、

製作者のニーズではない。

お客様のニーズを知り、

それを商品に価値として加えなければ、

「いい商品」にはならず、売れない。

売れなければ、商いが成り立たない。

どうしたら、新しい価値を創れるのか。

意外と商品には、価値は備わっていて、

気付いていないだけかもしれない。

商品の価値について、考えていこう。

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