頼ることは、得意ですか?
『自立』について対話した。
頼ることが多くなることが
『自立』につながる。
ある教育現場では、
分からなければすぐに訊(き)きなさい、
という指導を実践しているとのこと。
その話を聞いて思った。
分からない時、すぐに訊くのは、
考えないことにつながるのでは?
訊くこと自体が、
考えた結果だという意見。
アウトプットの問いは、
考えた産物という考え方。
正解を探すことが、
考えることという固定観念に
縛られていたと気づかされた。
自分が頼れるものを数多く持つことが
自分の人生には必要なことだと
思えるようになった。
今までの考えと真逆。
障がい者と健常者を比べた時、
頼れるものをたくさん持っているのは、
健常者の方である。
ビルで2階以上の場所から地上に降りる時、
車椅子の人は、
エレベーターしか頼るものがないが、
健常者は、
非常階段や縄梯子など、
頼れるものが沢山あるということである。
頼れるものをたくさん持つことが、
『自立』なのかもしれない。