世の中が求めているもの
戦後の教育の場では、
答えのある問題を
早く解くことが求められた。
今の社会は、
答えのない問いで
あふれている。
少子高齢化や地球温暖化といった
問題の正解を知っている人はいない。
答えのない問題に取り組むには、
仮説を立て、
根拠を示して
説得する力が要る。
教員は論理展開に優れた学生を
育てるのが社会に貢献する道だということを
もっと意識してほしい。
と、早稲田大学総長、田中愛治さんは言う。
スポーツ指導の場でも同等のことが言える。
「学問」、「スポーツ」という教材が
違うだけで、
指導すべきことの本質は同じ。
私が目指していること。
「自ら考えて行動する人間を育てる」
主体性のある人間。
世の中が求めていることである。
