スポーツ指導の幅は、広い
時速160キロの球を
素人が打てるようになるかという
実験番組が見た。
トライしたのは、
小学校高学年の男の子、
65歳の詩吟が趣味のご婦人、
普段スポーツはやっていない20代の芸人。
指導したのは、脳科学者の女性。
3人は、160キロの速球を間近で見たときには、
びっくりし、後ずさり。
「ムリ、ムリ」の連発。
トレーニングが始まり、その内容にびっくり。
本の速読訓練のみ。
時間を重ねるごとに、速読スピードがアップ。
指導者、満足。
トライする3人、不安。
テスト開始。
結果は、
3人とも3球目でボールに
バットを当てることができる。
逃げもしないで、
バッターボックスに立ち、
トライしていた。
指導者の説明によると、
速読をしている脳の状態は、
一流選手が好調の状態で
プレーしている脳の状況と同じであるため、
その状況を作り出したとのこと。
マシンで速いボールを
打ち続けるトレーニングもあれば、
このようなトレーニングもある。
スポーツは、深い。
