伝え方によって、受け取り方は違う
① 「この手術、100人中、1人は命を落とします」
② 「この手術、1万人受けると、100人が命を落とします」
③ 「この手術、99%の人が成功します」
同じこと(1%の失敗率)を
言っているのだが、
発信者が、何を意図しているかで、
伝え方が違ってくる。
人の捉え方は、様々である。
①と②を比べた時、
命を落とすは同じなので、
意識は、1人と100人に向くため、
②は、ヤバいと感じる。
手術を受けることと失敗することに対する、
人の感情は異なるから。
人は悪いことに対して注目しやすい傾向にあるから。
③は、99%という大きな数に意識が行き、
その数が成功というプラスの内容だから、
安心感を感じる人は多い。
受け手の解釈の傾向を知ることによって、
発信者は自分の意図に
導く可能性が出てくる。
効果を知っているのと
知らないのとでは、
成果が大きく違ってくる。
選手を自分のところに呼びつけて
話をする指導者。
選手のところへ行って
話をする指導者。
効果に違いはあるのだろうか?
