「わかる」と「できる」は違う
一ノ瀬メイさん(元パラスイマー)の発言。
「障害の害がひらがななのが嫌い」
「害やからよくないやろで、ひらがなにする」
「私からしたら腕がないのが障害なんじゃなくて、それを持って生きていく社会が害」
「私からしたら障害は本人じゃなく社会やから、ひらがなに直して勝手に消さんといてほしい」
彼女が9歳の時に起きた出来事。
「(水泳に興味を持ち)スイミングスクールに入会しようとしたけど、断られてってという経験がある。(理由は)腕ないから」
その後、お父さんの実家がある
イギリスで1年間留学。
「(イギリスで)またスイミングスクールに入ろうと思って行ったら、全く対応が違う」
「『来週からおいで』みたいな感じ。日本もこんな風になればいいのになって」
色々な意見がある。
「障害者の人を差別するのは絶対に良くないとはわかっている」
「でも、障害者の人と一緒に泳いだ経験がないので、どう接していいのかわからない」
「だから、自ら近づこうとはなかなかできない」
本音だと思う。
私もどう接していいのかはわからないし、悩む。
頭では、わかっているが。
体験・経験が必要だと思う。
子どもの頃から、
障害者の人と共に活動することを
当たり前のようにすることが第一歩。
まさに、「習うより慣れろ」
しかし、日本では社会、教育現場を見ても
積極的に取り組もうとはしていない。
この現状に対しての
一ノ瀬さんの発言かもしれない。
わかっていてもやろうとしない現状。
