『承認』と『称賛』
ノーベル医学・生理学賞の受賞の
本庶佑さんの記者会見での発言を
思い出した。
ゴルフ場にきているあまり知らない人が、
ある日、突然やってきて
『自分は肺がんで、これが最後のラウンドだと思っていたのが、あなたの薬のおかげでよくなってまたゴルフができる』と。
そういう話をされると、
これ以上の幸せはない。
『自分の生きた存在』として
これほどうれしいことはない。
『自分の生きた存在』という言葉に
私の意識が向いた。
彼は、
『称賛』『賞賛』よりも
『承認』に
喜びを感じている。
彼の人柄が、うかがえる。
まだまだ『称賛』『賞賛』を
気にしている自分に気づいた。
自分の目的がさらに明確になった。
