教えない指導

むさしのスポーツフォーラムで

東北高校野球部監督の

佐藤洋(さとうひろし)さんの話を聞いた。

東北高校野球部といえば、

色々な話題がある。

今回の選抜高校野球1回戦での

選手のペッパーミル・パフォーマンス。

佐藤洋さんが掲げるテーマ、

「野球を子どもに返す」

ノーサイン野球。

プロ野球選手を経て高校野球の監督となった

洋さんの話は興味深かった。

今の高校野球の

課題の一部を知ることができた。

洋さんの取り組みは、

まさに「コーチング」だと思った。

元プロ野球選手でありながら、

技術指導は、ほとんどしない。

「問い」を主に、

選手に発言(アウトプット)するように

仕向けている。

叱ることはないと言う。

問題があるような行動をしていても、

やめさせたり注意をするのではなく、

「承認」(受け止める)しながら、

「問い」を投げかける。

選手は、自分を振り返りながら、

考えていくそうだ。

技術指導以外でも選手は上手くなる。

そんな事例をたくさん聞くことができた。

選手の卒業後(10年後、20年後)の人生を

知りたいと思った。

野球の試合の結果だけでは、

本来の指導の成果はわからない。

東北高校野球部の練習を

見てみたいと強く思った。

佐藤洋さんに関する記事です。

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