気づきの大切さ
感情が揺さぶられた、激動の1日だった。
良かったこともあれば、
憤りを感じたこともあった。
後者のことは意識しないようにして、
良かったことを焦点当てて行こう。
マイナス的なことは忘れようとしても
忘れることはできない。
ならば、反面教師として学習したと
考えて行くことにした。
良かったことは、
哲学対話に参加している方と
実際に会って、2時間30分ほど対話した。
お互い前向きな発言が多く、
ワクワクするような気分になった。
哲学対話を開催して1年以上経つ。
月に1回の2時間程度の複数人数での対話。
どんな成果があるのか試行錯誤で今も続いている。
そんな参加者である彼。
最初の頃と比べると、
すごく変わったと感じている。
本人も積極的になったと感じているとのこと。
2,000人いる資格保有者の中で
その上の資格を保有している人は15人という
資格試験に合格したとのこと。
1%以下の存在になった。
彼の立場が変わった。
変われば視座も変わる。
視座が変われば思考も変わる。
哲学対話、恐るべし。
テーマに対する他人の意見を聞き、
自分の意見を言う。
ファシリテーターからの事例や提案を聞き、
問いに対して考える。
これらの繰り返しによって、
人は大きく変わる。
彼の言葉が印象的だった。
「できないことが、できるようになった」
私は彼に言った。
「できる能力があったのに見失っていた」
「哲学対話を通して、その能力に気づき発揮している」
誰もが素晴らしい能力を持っている。
気づくか、気づかないかだけ。