指導者とその人の人格がチームを創る
昨年のWBC(野球)で
優勝監督となった栗山監督。
彼が参考とした「三原ノート」。
昔の有名な監督で、
西鉄時代、3連覇を成し遂げた監督。
栗山さんは三原さんが書いたノートから
多くのことを学んだ。
栗山さんにとっては、
恩師のような存在だった。
WBC数日後のインタビューで、
もし今回の大会を三原さんが観ていたら、
栗山さんに何と言うと思いますか?
今回に関しては、
お前が成長しきれないから
難しい判断をさせない試合にしておいた。
よかったな。
と言うんだろうなと答え、
続けて
終わってみたら、
まだまだやれることはあったなと思った。
今までよりも少しできるようになったかな?
さらに、
どうしても観たかった景色を
選手のおかげで観させてもらったという
実感だけがある。
と、はっきりとした口調で言った。
最後に
日本代表監督の要請が再度あったらどうしますか?
と言う質問に対して、
少し考えて言った。
監督はこんなに勉強になる。
色々なものを感じられる場所が
あるんだと今回も思った。
だから若い人たちが、
どんどん経験しないと
野球界のためにならない。
と言う言葉で締めくくった。
栗山さんの人柄が存分に出ていた。
見習うべき指導者の一人だと思った。