私が心地よく感じる解説者の特徴
スポーツ報道に欠かせないのが、解説者。
解説者の解説によって、
そのスポーツや選手、指導者の見方が変わる。
スポーツ、勝敗は必ずある。
100%勝てるというものは、何一つない。
負けたことに対して、
よくなかったことを最初に解説し、
続いて反省点をのべ、
今後、治して欲しいことを
言って終わる解説者。
かたや、負けたことに対して
良かったことを最初に解説し、
今後の課題点を述べ
励ます言葉を言って終わる解説者。
前者の解説を聞くと、
負けた残念さが増幅し、
ため息が出てしまう。
後者の解説を聞いた後は、
結果は負けたけど、
心地よさが残り次回への期待感が高まる。
結果は、一つしかない(負けた)のに、
解説の仕方によって、
一つの事実に対する捉え方が違ってくる。
負けという事実(出来事)に
意味はないということ。
それぞれの人が、
意味付けしているだけ。
ならば、
その人の捉え方によって
出来事は、
心地良くもなるし、
不快にもなるということ。
解説者の関わり方によって
人はスポーツの捉え方が変わってくる。